RubyとSQLの本
- 2011年 2月6日
日頃の管理業務系の仕事から逃避したい欲求からか、ここ最近IT系の本を読んでいます。
そのなかで、面白かった本をここでご紹介。
まず、刺激的だった本は、「メタプログラミングRuby」
Rubyを使い始めたのは、4,5年前。そのころは、補助的なツールとしてしか使いませんでした。第一印象は、書きやすい、覚えやすいな、といった感じでしたね。
最近、Rubyが以前にもまして注目されているので、もう一回Rubyについて勉強してみようかな、と手にとった本です。
動的プログラミング言語であるRubyの特徴(クラス、メソッド呼び出しの仕組みとその裏側、selfの概念、クロージャなど)が記述されており、Javaじゃ到底できないことがいろいろ語られています。
# method_missingって、すごい・・・
「ほー、こんなこともできるんか、でもこんなこと許したらコードのメンテナンスができなくなってしまうんじゃ、、、」と思いつつ、非常に刺激的なことが、面白いストーリーで記述されています。
以下は、本書の序文の引用です(まつもとゆきひろさんが書いています)。
メタプログラミングは魔術みたいなもので、ビックリすることができるようになる。魔術には2種類ある。良いことをする白魔術と、嫌なことをする黒魔術だ。同じように、メタプログラミングにも2つの側面がある。自らを律すれば良いことができる。・・・しかし、メタプログラミングのダークサイドに堕ちる可能性もある。メタプログラミングは簡単に人を惑わせる。
既に、惑わせられているな、私。。。
Rubyの基礎知識を持っている人で、よりRubyの奥底を知りたい人にお勧めです。
あと、最近もう一冊読み終わりそうな本は、「Head First SQL ―頭とからだで覚えるSQLの基本」。
こちらは、過去の知識の整理と、MySQLとPostgreSQLの癖を知りたかったので、読みました。
この本はMySQLベースで書かれています。一方、私のMacBook ProにPostgreSQL 9をインストールし、実際にSQL文の動作を確認してます。基本的なところは両データベースとも同じなのですが、当たり前に使えると思っていた機能がどっちかでは使えなかったり、ということも知れてよかったです。
オライリーのHeadFirstシリーズは、全般的に入門本としてよさそうですね。
(「Head First Rails ―頭とからだで覚えるRailsの基本」も持っています)
ただ、ひとつの欠点が日本語対応。原文が英語なので、多言語対応に関する記述がほとんど(全く?)ありません。その辺の知識は、別のところで学ぶ必要があります。
#久しぶりにブログ書いた。
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