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上原彩子さんのピアノ・リサイタル

彩の国さいたま芸術劇場で催された、上原彩子さんのピアノ・リサイタルに行ってきました。

曲目は以下です。

  • ショパン:夜想曲第7番 嬰ハ短調 作品27−1
  • ショパン:夜想曲第8番 変ニ長調 作品27−2
  • ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 作品35 「葬送」
  • ショパン:ワルツ第6番 変ニ長調 作品64−1「子犬のワルツ」
  • ショパン:ワルツ第7番 嬰ハ短調 作品64−2
  • ショパン:12の練習曲 作品25

専門的なことはよくわからないのですが、やはり前半の葬送ソナタと後半のエチュード Op.25が印象に残りました。

葬送ソナタ第3楽章の葬送行進曲を聴いているときは、亡き父を思い出してしまい、思わず感情移入です。

あと、エチュードの終盤をこれだけダイナミックに弾ける人もいないんじゃないかなぁ、と思いました。

盛大な拍手の後、以下の3曲をアンコールで弾いてくれました。

  • チャイコフスキー:18の小品~第5番「瞑想曲」
  • チャイコフスキー:18の小品~第16番「5拍子のワルツ」
  • シューベルト:3つのドイツ舞曲より

次は、彼女が弾く、ショパンのスケルツォやバラードを聴いてみたいなぁ。

P.S
葬送ソナタ 第4楽章って、この曲に組み込まれている必然性が今ひとつ分からないなぁ。

P.S 2
彩の国さいたま芸術劇場の音響効果は素晴らしい。ピアノがあれだけ響くなんて…

月曜、火曜とショパン聴き

ショパンの生誕200年の影響からか、この頃ショパンの曲を聴く機会が多い。
家や車の中で、ついショパンのCDをかけてしまいますし、通勤電車の中での選曲もショパンが増えてきました。

昨日は、ツィマーマン「弾き振り」のショパンのピアノ協奏曲 第1番を聴きました。このCD、ツィマーマンの並々ならぬショパンへの思い入れが感じられます。

まず、冒頭の出だしがとっても遅い。でも、ただ遅いだけではなく、非常に緻密なオーケストレーションを感じます。音の強弱やリズムの揺らぎに非常に気を使っているようで、一音一音に魂がこもっています。

非常に濃厚で、ショパンの抒情性を余すところなく表現した演奏、といった印象を受けました。このような演奏は、人によって好き嫌いがあるのかもしれませんが、一聴の価値がある演奏だと思います。

日にちは変わって、本日は、イングリッド・フリッターが演奏するショパンのピアノアルバム(ピアノ・ソナタ第3番およびマズルカやワルツなど)を聴きました。

フリッターの演奏は、感情に流されることなく、正確にショパンの音楽を表現している感じです。かといって、抒情性がないと言っているわけではなく、テクニックの巧さと相まって、非常に美しいショパンの旋律を紡ぎ出しています。何回聴いても疲れず、感動できる演奏ですね。

若い頃は、ショパンの音楽が非常に甘ったるく感じられ、好きではありませんでした。しかしながら、歳を取ったせいか、色々な音楽に価値を見いだすことが出来てきたようです。

ショパン良し、バッハも良し、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトもまた良し。メンデルスゾーンも良し、チャイコも良し、ブラームス、リスト、ストラヴィンスキーもまた良し、、、、、切りがない…

ショパン:ピアノ協奏曲第1番・第2番
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ショパン/ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11
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土曜日にミニオーディオ機器購入とアシュケナージのショパン

久々の更新です。

毎日更新しようと思っていたのですが、日々、いろいろなことに囚われ、考えていると、いつの間にか未更新となっていました。

さて、以前に「仕事部屋のオーディオ機器購入検討中」という記事を書いたのですが、今日、ついに買ってしまいましたよ。

機種は、ケンウッドのC-iP313。以前検討していたときの候補機種ではなかったのですが、近所のコジマで17,800円で売られていたのを発見。amazon.comでも24,000円ぐらいで売られていたので、その場で衝動買いです。 😀

CDは勿論、AM/FM、 iPod、SDカード、USBメモリに対応しており、コストパフォーマンス抜群だったのが購入理由です。

音質面では、当然ピュアオーディオ機器に敵いませんが、仕事部屋で聴くにはこれで充分。いままでのCDラジカセよりは音いいかな。

さて、本日聴いた音楽で印象に残ったのは、またまたショパンのバラード集(このごろバラードがお気に入り)。アシュケナージの演奏です。彼の繊細で落ち着いた演奏が、ショパンの哀愁ある旋律を浮かび上がらせます。

彼の膨大なショパンのレコーディング作品は、今後も私の耳を楽しませてくれることでしょう。

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ショパン:4つのバラード/4つのスケルツォ
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月曜日、要求仕様レビューにパルティータとバラード

今日は、新製品(候補)の要求仕様書レビューを企画の人と行いました。

まだ、企画が固まっていないこともあり、要求仕様をかくのは早すぎる気もするのですが、企画を固めつつ要求仕様というのもアリかな、という感じで、早め早めに作業しています。

音楽はというと、行きの通勤電車の中で、昨日聴いたバッハのパルティータを再聴。シフのピアノに再び感動しました。帰りの電車の中では、ショパンのバラードを聴きました。演奏はアシュケナージです。アシュケナージのショパンはどれを聴いても、落ち着いており、さりげなく美しい。

ショパンと言えば、今年で生誕200年ですね。そのため、ラ・フォル・ジュルネ、今年はショパン特集です。ゴールデンウィークは、まだまだ先ですが、楽しみなイベントです。

バッハ:パルティータ(全曲)
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要求仕様作成継続中、および小山実稚恵さんのショパン

今日の作業も、デスクワーク。要求仕様作成がメイン。ユーザの気持ちになって考えていると、いろいろな要求が出てて来て、それはそれで面白い。

午後には、ミーティングで、チーム内のコンセンサスをとる。

帰り際に、急にミーティングが入り、21時過ぎに退社。

本日聴いた音楽は、小山実稚恵さんが弾くショパンアルバムを2枚でした。バラード集と、前奏曲&葬送ソナタです。

小山実稚恵さんが弾くショパンは、いつ聴いても素晴らしい。私の感性とピッタリ合う。非常にダイナミックな演奏なのだけれど、鍵盤の上を指が撫でているのではないかと思うくらいしっとりとした音を聴かせるときもある。葬送ソナタの葬送行進曲のところなんか、繊細で泣いちゃいそうです。

小山実稚恵さんのコンサート、暫く行っていないので、行ってみるか。

ショパン:バラード(全曲)
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ショパン:24の前奏曲、ピアノ・ソナタ第2番「葬送」他
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ピアノが好きな理由とは…

近頃、聴く音楽といえば、ピアノが入った曲が多い。
ピアノが好きなんだなぁ、と改めて思ってしまう今日この頃。

なんでピアノが好きなんだろう、って自問しているのですが、感覚的なものでよくわからないのが正直なところ。
ただ、音楽を聴くとき、ついピアノが入っている曲を選択してしまう。

あえて理由をつけるとすると、以下のようなことじゃないかなぁ、と思っている。

  • 打鍵音なところ

ピアノは、構造上、音が持続しない。ヴァイオリンなどの弦楽器、クラリネットなどの管楽器などは、音が継続して変化していくのが普通。しかし、ピアノ(やギターなど)は弾いた瞬間に音は消えて往く。そこが好き。

  • 音域が広いところ

楽器一つなのに、オーケストラに匹敵する音域を持っている。また、最高10音(人の指の数)同時に出すことができ、楽器一つでオーケストラ状態。そんな楽器は他にはない。そこが好き。

  • 音色と響きが豊かなところ

何と言っても、ピアノの音色と響き自体が今の私の感性に合っている。また、低音から高音にかけて、音色に幅があるところも、表現を豊かにしていると思う。そこが好き。

  • 演奏者による違いが分かりやすいところ

演奏者によって、弾き方の違いが分かりやすい。楽器の違いも分かることがある(スタンウェイだったり、ベーゼンドルファーだったり、ヤマハだったり)。そこが好き。

  • 自宅のオーディオで満足して聴けること

自宅のオーディオ機器で、交響曲などの大編成の音楽を聴くと、どうしても音量不足になってしまう。その点ピアノは、ある程度の音量を出して聴くことができる。そこが好き。

こんなところでしょうか。

今日も、ピアノが入った音楽しか聴いていないことに気づいた。

シューマンのピアノ曲(シフの演奏)、ベートーヴェンのチェロ・ソナタ(ブレンデルの演奏)、ビゼーのピアノ曲(セトラックの演奏)、ショパンのピアノ曲(河村尚子の演奏)を聴いていた。

クライスレリアーナ シューマン
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ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集
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水曜日に飲み会と小山実稚恵のピアノ

今日(正確には昨日)は、仕事の後に軽く飲み会。

事の発端は、他事業部の事業部長とミーティングの後に、、、

「そういえば、今度飲みに行こうと行っていましたよねぇ」
「そうだねぇ、いつにしようか?」
「再来週は、忘年会が連チャンなので、来週ぐらいまでに行きたいですねぇ。」
「いつがいいかなぁ。」
「今日でもいいっすけど。。。」
「そうか。じゃぁ、今日行こうか?」

ってな感じで、今日飲みに行くことに決まりました。二人の共通の知り合いを誘って三人で。

たまには、他部門の長と飲みに行くのも、色々なものの見方を知ることができていいですね。

帰りの電車の中では、酔っぱらいモードで、小山実稚恵のピアノでショパンとラヴェルを聴いていました。彼女の演奏は、いつ聴いても才能がキラキラしている。

ショパン:24の前奏曲、ピアノ・ソナタ第2番「葬送」他
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火曜日

連休明けの会社。
外出は無かったので、主にオフィスでデスクワーク&要求仕様のレビュー。

今日、印象に残った曲は、小山実稚恵が弾くショパン バラードのアルバム。
彼女の弾くピアノは、何故か聞き入ってしまう。
ある意味、不思議なピアニスト。
最も好きなピアニストの一人でもある。

前もブログに書いたかもしれませんが、彼女が弾くベートーヴェンのピアノ・ソナタを聴いてみたい。

あと、「美しい魂」(無限カノンⅡ )を読書中です。

一番いい時代の私をあなたに預けます。

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