カテゴリー : 2009年 11月

月曜日にモーツァルトの嬉遊曲

一日中デスクワーク。
本日をもって退職する人の引き継ぎ作業やその他もろもろ。
#企画の仕事内容って、あんまりブログでかけないんだよなぁ。

さて、今日は、帰りの電車の中で聴いていた、モーツァルトの「弦楽三重奏のためのディヴェルティメント K.563」が印象に残りました。
クレーメル(ヴァイオリン)、カシュカシアン(ヴィオラ)、ヨーヨー・マ(チェロ)といった、名手達の若かりし頃の演奏

三つの楽器がそれぞれ、のびのびと晩年のモーツァルトの名旋律を歌い上げている。
もう20年以上も聞き続けている愛聴盤です。

モーツァルト:ディヴェルティメント
ヨーヨー・マ
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日曜日にユジャ・ワンのリストに圧倒される

今日は、午前中はうだうだモードで家でごろごろ。

午後は、図書館と家電量販店に行ってきました。

その後、久しぶりに、近所のロジャースへ。
なんと、そこでCD-RなどのAVメディアの値段が家電量販店より2割ぐらい安いことを発見。今まで割高なメディアを買っていたことに後悔すると共に、今後はロジャースで買うことを決意。

さて、本日印象に残った音楽は、ユジャ・ワンがピアノを弾いた、リストのピアノ・ソナタです。
彼女のテクニックは勿論ですが、ダイナミックかつ繊細な表現に圧倒されました。
今後のCDリリースが楽しみです。

ソナタ&エチュード
ソナタ&エチュード

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ユジャ・ワン
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子供のピアノ発表会

今日は、長男、次男のピアノ発表会でした。

徐々にではあるが、着実に上手になっている子供達に満足です。

ピアノ発表会プログラム(表)

ピアノ発表会

労災認定:アルバイトに「過労」

労働基準監督署は、非正規雇用労働者の過労労災認定をしました。

労災認定:アルバイトに「過労」 コンビニ残業160時間--42歳、統合失調症

月160時間を超える残業をしていた神奈川県在住の元コンビニエンスストアのアルバイト男性(42)が、過重労働が原因で統合失調症を発症したとして労働災害が認定されたことが分かった。長時間・過重労働などを原因とする過労死、過労自殺の労災認定は、増加傾向にあるが、アルバイトなど非正規雇用労働者の過労労災認定は珍しい。長時間労働が正社員だけではなく、非正規まで広がっていることを浮き彫りにした。

男性や労災申請を支援した神奈川労災職業病センターによると、男性は神奈川県内の「サークルKサンクス」で1998年からアルバイトしていた。次第に労働時間が長くなり、もうろうとして働いているところを家族が見つけ、07年11月に仕事を辞めさせた。

申告を受けた労基署は、05年の3月や10月などに月間160時間を超える残業をしている事実をレシートの記録などから確認、「恒常的な長時間労働があり、精神的負荷が強くかかった」ことを原因に統合失調症を発症したとして業務上の災害と認定した。認定は今年9月。

認定では、男性は05年12月以前に発症したとされ、発症から2年近く症状を抱えたまま働いていたことになる。

男性の労働時間を記録したメモによると、この間、月に350~529時間働いていた。ほとんど、店に寝泊まりして働く状態で、賃金は30万円の固定給与だったという。

男性は現在、リハビリを兼ねて働いている。同センターの川本浩之さんは「不安定な雇用の中で常軌を逸した働かされ方をしている。非正規にまで広がった長時間労働を改めていく必要がある」と話している。

長時間・過重労働を巡る労災に関しては、うつ病など精神障害の労災で、08年度は927件(うち自殺148件)の申請のうち、30~39歳が303件、20~29歳が224件と20~39歳で5割を超えている。08年度は労災認定件数が過去最多だった。

サークルKサンクス広報部は「労災の認定を受けたことは承知しているが、詳しい内容は把握しておらずコメントできない」と話している。

ちなみに、労災保険で扱う保険事故は、業務上または通勤による労働者の負傷、疾病、傷害、死亡等です。

このうち、業務災害とは、労働者の業務上の負傷、疾病、障害、死亡等で、本件の場合は、「疾病」に該当するのでしょう。

業務災害と認められるためには、業務遂行性(災害発生時に、事業主の支配下で労働している)を満たした上で、業務起因性(災害が業務に起因していること)が必要です。

なお、労災保険の適用を受ける労働者は、労基法上の労働者となっていることから、パートタイマーやアルバイトは勿論、不法就労の外国人等も含めて、労災保険の適用労働者となります(暫定任意適用事業で使用される労働者を除いてですが)。

ですので、今回の労働基準監督署の判断は、当然ながら法の範囲内ですね。

金曜日に、「エトロフの恋」読み終わった

エトロフの恋、読み終わった。

壮大なる恋愛物語の最終章。カヲルの未来、文緒の旅の意味が最後に示される。

無限カノン3部作の終了。

副題の「無限カノン」という意味が分かったような気がする。
一つの恋物語に関して色々な角度から語られるところが「カノン」のようであるし、3部作をどこからでも読めるしどこまで読んでも良い物語になっているところが「無限」と修飾されているところではないかと思う。

見かけは恋愛の物語だけど、人間の根幹に触れている作品だと思う。

定期的に、読み返し、無限の気分を味わおう。

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木曜日、ブレンデルが弾くシューベルト

毎週木曜日は、一日のほとんどがミーティングです。
今日(正確には昨日)も、21時までほぼミーティングでした。

さて、本日、印象に残った音楽は、シューベルトのピアノ・ソナタ第18番ト長調《幻想》 。ピアノは、アルフレッド・ブレンデル。

昨日のブログで、ブレンデルの話題をだしたので、ブレンデルのシューベルトを聴きたくなったのです。

ライブ録音なので、ピアノの音は少し「遠め」の印象なのですが、演奏自体は非常に素晴らしい。シューベルトの一つ一つの音色を、きわめて自然な形で音の粒に表現しています。そこには、何の力みもありません。

シューベルト / ピアノ・ソナタ 第18番 ト長調 D.894 「幻想」
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水曜日にマイヤーが弾くモーツァルト クラリネット五重奏曲

今日は、2社のお客様とディスカション。

単なる技術の押し売りではなく、価値あるソリューションとするにはどうしたらいいかを模索中。

さて、本日印象に残った音楽は、モーツァルトのクラリネット五重奏曲。ザビーネ・マイヤーの柔らかいクラリネットの音色が、この曲に調和している。

クラリネット協奏曲とならんで、このクラリネット五重奏曲は、モーツァルトの最高傑作の一つだと思います。二楽章は、何度聞いても美しすぎて、現実を忘れてしまいますね。

アルフレッド・ブレンデル/ザ・フェアウェル・コンサート

#PosterousからWordpressへのテストをかねて。

アルフレッド・ブレンデルがとうとう引退してしまった。
#自分も歳をとるはずだ。
偉大なるピアニストの一人。

とりわけ、彼のシューベルトは素晴らしい。

彼の最後のコンサートがCDになった。
私の好きなシューベルトのピアノ・ソナタ第21番と即興曲が納められている。

これは、一聴の価値があるCDです。

Posted via web from 時は流れて/The Times They Are A-Changin’ Ⅲ