カテゴリー : 2009年 10月

木曜日、モーツァルトのクラリネット協奏曲をライスターで

今日(正確には昨日)の午前中は、東京ビッグサイトにて、ITpro EXPO 2009を視察。

午後は、オフィスにて、ほとんど打ち合わせ。なんだか、打ち合わせばっかりで自分で作業が出来なくなってきた。

仕方が無いので、同僚や部下に仕事を指示、依頼し、一日が暮れていく。

帰り際に、会社の先輩に企画の相談。アドバイス&ダメだしをくらう。

今日、印象に残った音楽は、モーツァルトのクラリネット協奏曲イ長調K.622。二楽章は天国的な美しさでした。モーツァルト最晩年の曲は、どれも、なぜこんなに美しいのであろうか。

クラリネットは、ライスター。カラヤンとの共演も名盤だったけど、このマリナーとの共演盤も素晴らしい。

モーツァル クラリネット協奏曲 ライスター

モーツァルト:クラリネット協奏曲 バスーン協奏曲
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水曜日、友人との飲み、そしてグリーグ抒情小曲

今日(正確には昨日)は、前の会社で同期だった友人と仕事の話を1時間ほどして、その後飲み。

仕事のこと、ITのこと、音楽のことなど、色々な話でもりあがりました。

すっかり酔っぱらった後、帰りの電車の中で、グリーグの抒情小曲をうっとりと聴いていました。演奏はメジューエワです。

あぁ、眠いので、もう寝ます。お休みなさい。

グリーグ:抒情小曲集
グリーグ:抒情小曲集

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メジューエワ(イリーナ)
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火曜日にシューベルトのピアノ・ソナタ聴き比べ

シューベルトのピアノ・ソナタをよく聴く。16番以降は、どれもお気に入りの曲だ。

でも、その数あるシューベルトのピアノ・ソナタの中で、とりわけ今の自分の心に馴染むのが、16番イ短調 D845。

16番は、シューベルトの曲にしてはメロディアスでは無いし、晩年の三大ソナタ(19,20,21番)に比べれば、結構マイナーな曲だと思う。

私自身、16番と三大ソナタを聴き比べると、曲の構成や変化、メロディの多彩さなどでは、後者に分があると思ってしまう。

しかしながら、何故か、ここしばらくの間、私の心の奥底に一番響いてくるのが、16番イ短調。

Wikipediaに書いてある、「シューベルトの音楽は片目で笑い片目で泣いている」といった曲想が、私の心をとらえるのかもしれない。

非常に不思議な曲であるとともに、最も好きな曲の一つ。

今日は、シフ盤と内田光子盤を聴きました。

やはり、私の好みはシフ盤だなぁ、思ってしまう。聞き慣れているからかもしれないが、シフの節度をもちつつ、それでいてロマンティシズムも感じられる演奏が素晴らしい。ベーゼンドルファー製のピアノの音色もシューベルトに似つかわしいと思う。

それに比べて、内田光子盤は、奏者の感情移入が大きすぎる気がして、それが私のイメージとちょっと合わない感じがする。「ここできてほしいっ!」って、思うところで、私が期待している間と合わなかったり、テンポの揺らぎもかなり大きい感じ。
#ただ、「あくまで」今の私のイメージに合わないと言うことなので、世間的には名盤の部類に入っています。

あと、ポリーニ盤、グード盤、ルプー盤、舘野泉盤も持っています。今後、アンスネスの演奏が聴きたいところですね。

シューベルト : ピアノ・ソナタ全集
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月曜日、モーツァルトのクラリネット五重奏曲

今日もぐずついた天気で、通勤が嫌になってしまいます。

そんな通勤時間を癒してくれた音楽が、モーツァルトのクラリネット五重奏曲です。クラリネットはシフリン、エマーソン弦楽四重奏団の演奏。

この曲は、ザビーネ・マイヤー盤を愛聴しているのですが、このシフリン盤もいいですね。

マイヤーのクラリネットは音色が非常に柔らかく、優しさを感じますが、シフリンの演奏はもっとキッチリしている感じで、力強さを感じます。エマーソン弦楽四重奏団の現代風な演奏もあいまって、メリハリがあるモーツァルト演奏を堪能しました。

モーツァルト : クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581
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日曜日、ポリーニが弾くショパンの葬送ソナタ再録音盤

今日も、すっきりしない天気でした。

家族で、午前10時ぐらいに家を出て、「近所の市立図書館でCDを借りる」→「バーミヤンで昼食」→「ユニクロで服を購入」→「ドン・キホーテをぶらぶら」と。

その後、自宅前で家族と別れ、一人で県立図書館へ行き、予約していたCDをゲット。

本日、聴いた曲で印象に残ったのは、ポリーニが弾くショパンのピアノ・ソナタ第2番「葬送」です。ポリーニが1980年代に録音した葬送ソナタは、まさに今でも名盤の評価を得ていますが、今回は2008年の再録音盤を聴きました。

80年代の録音よりも、鋭さは無くなった気がしますが、余裕のある演奏といった感じで、非常に深みがあります。特に、第3楽章の葬送行進曲は、まさに円熟の演奏で、感動につつまれました。

P.S
しかし、服を買ったのは何ヶ月ぶりだろう? 前回買ったのは、半年以上前のような気がする。

ショパン・リサイタル
ショパン・リサイタル

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ショパン:ピアノソナタ第2&3番
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WordPress 2.8.5へアップグレード

WordPressの2.8.5がリリースされました。

今回は、マイナーな修正なので、リリース日からそれほどの期間を空けずに、自動アップグレード。

特に問題もなく、アップグレードできました。

金曜日、カラヤンが振るモーツァルト

激務の日でした。

5回のミーティングをこなし、その合間合間にデスクワーク。会社を出たのが22時半過ぎだったかな。

そんな、今日一日でしたが、カラヤン指揮モーツァルト 交響曲第29番、39番が心に残りました。

カラヤン晩年の指揮です。カラヤンのモーツァルト交響曲は、70年代のグラモフォン盤、EMI盤も好きですが、この最晩年の録音も白眉です。

今のモーツァルト演奏スタイルとは、異なっていますが、古き良き最後の時代の大編成のモーツァルト演奏ではないかなぁ。

カラヤンの余裕を持った指揮に、一糸乱れぬアンサンブルを繰り広げるベルリンフィル。そこから流れてくる音楽は、揚々と軽やかなモーツァルトの旋律を奏でます。

出来れば、このあと40番、41番を録音して欲しかった。

モーツァルト:交響曲第39番&29番
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水曜日、シューマンの情熱に心うたれる

シューマンの曲(特にピアノ・ソナタ)は、体調や気分によって、入り込めるときとそうでないときがあります。
あまりに情熱的な曲想だからかもしれません。

具体的に、どういう時にシューマンのピアノ・ソナタと波長があうのかは、よくわからないけれど、今日は波長が合う日でした。

ピアノ・ソナタ2番ト短調を聴きました。

切迫感のある旋律、情熱的な音色、心をわしづかみにされました。
ペライアの演奏も見事。

シューマン:ピアノ・ソナタ第2番/シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番
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