カテゴリー : 2009年 6月

宇宙を織りなすもの 上巻

「宇宙を織りなすもの」の上巻を読み終わりました。

古典力学、相対論、量子力学の観点から、一貫して時空(=宇宙を織りなす物)について語っています。

宇宙は、非常にエキサイティングですぇ。

特に、驚嘆するのは、量子はエンタングルされていて、非局所的な関係があるということ。
この頃は、「量子のもつれ」と言われているみたいです。

量子の世界を垣間見ると、日常生活とは全く異なった、奇妙きてれつで信じがたい世界が広がっている。
しかしながら、数学的に記述されており、実験でも確かめられている確固たる物理学の世界でもある。

身の回りの量子の世界では、日常の経験では想像も付かないようなことが起こっているのですね。

下巻も楽しみ。

宇宙を織りなすもの――時間と空間の正体 上
ブライアン・グリーン
草思社
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