カテゴリー : 2008年 1月

年金記録、見つかって損する人がいる

年金記録漏れ問題で、年金記録が見つかったせいで、受給額が減るケースがあるとのこと。

このような現象が発生するのは、以下のケースがあるようです。

  • 中高齢特例対象者
  • 加入期間が40年以上あって、年金が部分的に“頭打ち”になっている人

ちなみに、「中高齢特例対象者」とは、以下の生年月日に該当する者は、40歳(女子や坑内員、船員は35才)以後の厚生年金保険の被保険者期間がそれぞれ指定した期間以上であれば、受給資格期間を満たしたものとされるという制度です。

  • 昭和22年4月1日以前:15年
  • 昭和22年4月2日〜昭和23年4月1日:16年
  • 昭和23年4月2日〜昭和24年4月1日:17年
  • 昭和24年4月2日〜昭和25年4月1日:18年
  • 昭和25年4月2日〜昭和26年 4月1日:19年

厚生年金保険では、上記の者は、被保険者期間を20年(240月)と「みなす」わけです。この制度は、旧厚生年金法の特例措置が引き継がれたものとなっています。

多分、今後の調査でこのような人が更に増えていくのではないでしょうか。社会保険庁がこのような人をどのように取り扱うか、今後の注目です。

izaの記事:

年金記録漏れ問題で照合・訂正作業が続くなか、未納や未加入とされていた期間の年金記録が見つかった結果、年金の受給額が減るケースが出ていることが分かった。みなし特例として納付実績に見合った額よりも多く年金を受けている厚生年金加入者の一部は、記録の訂正による増額分よりも減額分が上回ってしまうことがあるためだ。年金制度の“逆転現象”が記録漏れ問題を機に露呈したかたち。社会保険庁は年金減になった人数は「把握していない」としている。今後、記録の統合作業が進めば、混乱が広がりそうだ。厚生年金の受給額は、加入期間の長さと、過去に納めた保険料の平均額に応じて決まる。漏れていた年金記録が見つかった場合、加入期間は延びる。ただし、納付額が低かった期間の記録などが足されると、受給額の計算基準となる平均標準報酬月額は下がる。
一般的には、期間延長による増額分が減額分を上回り、差し引きしても年金額は増えることが多いが、厚生年金加入者の一部では、年金額が減るケースが生じる。可能性があるのは、実際の加入期間よりも長く保険料を納めたとみなされて年金を受給している「中高齢特例」の対象者や、加入期間が40年以上あって、年金が部分的に“頭打ち”になっている人など。
たとえば中高齢特例で、15年の納付期間を20年とみなされている人で、納付額の低い時期の加入記録が5年分出てきたとすると、実質的に厚生年金の加入期間は変わらず、平均標準報酬月額の下がり方によっては、年金が減額されてしまう。
年金額が増えるか減るかはケース・バイ・ケースで、見つかった加入期間、記録の時期、当時の標準報酬月額などを計算してみないと分からないという。
社会保険庁によると、昨年9月までの約1年間に年金の記録を訂正した人は約90万人。そのうち何人が減額になったかについては「よく分からない。調査するのも難しい」としている。

この件について、各地の社会保険事務所の対応が統一されていないのも問題になりそうだ。年金減額を説明された女性は「額が減ると聞いて、『それなら訂正しないで』と言ったら、『記録漏れが分かった以上、元に戻すことはできない』といわれた」と話す。一方、社会保険庁は「本人の了解や納得が得られなければ、無理に記録訂正はできない」として、記録をそのままにすることを否定していない。

Mac OS X Leopardセットアップ完了

先日の記事で、Leopardが正月休み明けに来そうだと書きましたが、なんとその記事を書いた直後に来ました。(出荷日は1/4となっていました。)

早速、アップグレードインストール。インストールにかかった時間はDVDの整合性チェックの時間を入れても2時間半ほどでしょうか。その後、Spotlightの索引の再作成に3−4時間ほどかかっていたみたいです。

インストール後に懸念されたパフォーマンスですが、私のマシンの場合は特に気にならないです。アプリケーションの起動は、Tigerの時より早いような気もします。

デザインも微妙に変わっていて、かっこいい…

とりあえず、PowerBook G4でも使えるレベルにあるので、よかった。今後、色々と新機能を試してみたいと思います。

次世代DVDはやはりブルーレイか

ブルーレイディスク(BD)陣営が優位に立ったようです。

ソニー・松下陣営が推進しているブルーレイディスクと東芝陣営が推進しているHD DVDなんですが、予想していた通り、ブルーレイディスクの方がシェアを取りつつありますね。

最近デジタル対応TVを買ったのですが、自宅の「スゴ録」はデジタル対応になっていません。ですので、地上波アナログ放送を録画したものを自宅のTVで見ると、画像が非常に荒い…

ウチのTVは、シャープのAQUOSなので、出来ればレコーダもAQUOSにすれば操作が楽なようです。シャープ独自の「AQUOSファミリンク」という規格で、簡単に録画・再生ができます。幸い、シャープはブルーレイディスク陣営なので、 今後購入するとしたらシャープ製かなと思っているところです。

しかしながら、ブルーレイディスクレコーダって、まだまだ高いですね。とりあえずは、安めのDVDレコーダを買って、ブルーレイディスクレコーダの価格が下落したところで買い替えるという手もあるかもしれない。

ブルーレイディスクで録画ができ、ブルーレイディスクとHD DVDが再生可能な機器が発売されるといいなぁ。

Leopard注文、しかしApple Storeの出荷時期が変

元旦に、Mac OS X v10.5 Leopardを、Apple StoreのWeb頁から注文してしまいました。

PowerBook G4 (プロセッサ1.5GHz PowerPC G4, メモリ1.25GB)という、今となっては非力なマシンなのでパフォーマンスの点で心配ですが、最悪クリーンインストールをすれば、それなりに使えるということを聞いたので、思いきって買ってしまいました。

ただ、注文時にApple StoreのWeb頁には「出荷予定日:24時間以内」と記述されていたのに、注文後のApple Storeからの注文確認メールには、「出荷予定日:2008/01/07 – 2008/01/08」と書かれてありました… 🙁

遅くとも1月4日には出荷が行われ、 この正月休み(1/6まで)にはセットアップできると思っていたので、ちょっとがっかりです。

Mac OS X 10.5.1 Leopard

年金記録:紙台帳1365万件、ずさん管理で照合困難

宙に浮いた年金記録の照合は、やはり困難なようです。

法律では、以下のように規定されており、このようなずさんな管理を容認するものとは到底思えません。

厚生年金保険法 第28条:

社会保険庁長官は、 被保険者に関する原簿を備え、これに被保険者の氏名、資格の取得及び喪失の年月日、標準報酬(標準報酬月額及び標準賞与額を言う。以下同じ。)その他厚生労働省令で定める事項を記録しなければならない。

厚生年金保健法施行規則89条:

法第28条に規定する厚生労働省令で定める事項は、次の通りとする。

  1. 被保険者の基礎年金番号
  2. 被保険者の生年月日及び住所
  3. 被保険者の種別及び基金の加入員であるかないかの区別
  4. 事業所の名称及び船舶所有者の氏名(船舶所有者が法人であるときは、名称とする。)
  5. 被保険者が基金の加入員であるときは、当該基金の名称
  6. 賞与の支払年月日
  7. 保険給付に関する事項

毎日.jpの記事は以下:

 5000万件の宙に浮いた年金記録のうち、今後解明が必要な1975万件の記録。コンピューター上で納付者の特定が困難なこれらの記録については、原簿との照合が最後の手段だ。ところが、業者に委託し埼玉県小川町の倉庫に保管している古い厚生年金記録1365万件の紙台帳は、1950年代の種別に分散されたまま保管され年金番号順に整理されていないなど、長年ずさんな管理の状態が続いている。10年までにコンピューター上の記録すべてを原簿と照合するという舛添要一厚生労働相の決意は、早くも揺らいでいる。

1365万件は、厚生年金制度が始まった1942年から記録が磁気テープ化される57年までの記録。紙台帳は59年に都道府県から社保庁に移管され、97年から小川町の倉庫内の約264平方メートルのスペースで、保管箱に保管されている。

衆院厚生労働委員会の議員が12月視察したところ、「箱の整理番号は欠番があり、隅に一度引き抜き戻さないで長年たっているものもあった」(保坂展人議員)という。57年時点の加入者918万件▽54〜57年に脱退した356万件など、50年代に仕分けした種別のまま保管しており、社保庁は正確な件数を把握していない。年金番号の末尾2けたが「50」の記録22万件は、社保庁が調査用に引き抜いたため別分類となっている。

06年以降、各地の社保事務所からの照会で業者がこの倉庫で紙台帳を探したが、2746件のうち半数の1373件が発見できず、一部が不明になっている可能性が高い。

社保庁は「それぞれの種別の中では番号順に並んでいる。しかし、数種類の箱を一つ一つ探さなければならない」と話している。倉庫では仕事納めの12月28日まで、全国30カ所の社会保険事務所職員が泊まりがけで、5000万件のうち氏名のない記録524万件の照合を進めた。

同委の茂木敏充委員長は「きちんと整理されているとは言い難い。ファイリングの基本方針を決め、管理台帳を作り直すことが必要」と指摘。社保庁は「ねんきん特別便の発送に伴う照合を最優先し、その後検討したい」と話している。

年始に家族が一羽増え…

年末・年始は、毎年恒例の両家への実家巡りで、少々疲れました。

それはそうと、我が家に家族が一羽増えました。奥さんのたっての希望で、昨日からオカメインコが新しい家族となりました。

これで、我が家のペットは、桜文鳥が2羽とオカメインコが1羽となりました。

オカメインコは色々な種類があるようで、我が家に来たのは、「ホワイトフェイス シナモンパイド」(オス)という種類で、値段も「それなり」にしました。なお、声まねや音まねは、オスの方が得意ということだそうです。

「ココ」と命名(安直か?)。

家に来たばかりで、まだ鳥籠の中でおびえているようです。奥さんが鳥籠の中に手を入れたら、思いっきり噛まれ、出血しました…

新しい環境になった時は、静かにして、あまり構わない方がいいそうですね。数日経つと、新しい環境に慣れてくると聞きました。

オカメインコは、18年〜20年生きることもあるみたいで、上手に育てれば、子供達が独り立ちした後も、家族でいるかもしれません。

本日は、基礎知識習得のため、「ザ・オカメインコ―エンリッチメント・バードライフのすすめ (ペット・ガイド・シリーズ)」という本を買ってきました。

オカメインコ