アーキテクトや開発者
- 2004年 8月4日
アーキテクトや開発者は、「純粋な」J2EEアプリケーションを作成するためでなく、実在する組織の実用的なソリューションを開発するために雇われているのです。(From 実践J2EEシステムデザイン)
カテゴリー : 2004年 8月
アーキテクトや開発者は、「純粋な」J2EEアプリケーションを作成するためでなく、実在する組織の実用的なソリューションを開発するために雇われているのです。(From 実践J2EEシステムデザイン)
大乗仏教の根本思想「空」を理解したいと思い、中村元先生の「龍樹」を通勤電車の中で読み始める。上座仏教の空の思想とどう違うかを理解できたら、ホームページ上にメモしておくつもり。
ソフトウェアベンダーに勤めていると、どうしても自社の製品と製品が実現しているテクノロジーにばかり目がいってしまい、情報システム全体をどのように構築していくか、そのための方法論は何があるか、という視点がどうしても薄れてしまう。お客さんに提案するときには、この視点がどうしても必要である。
J2EEの観点でこのような話題について記述してある本として、「実践J2EEシステムデザイン」というものがある。800ページ近くあり、かなり分厚い。値段も6500円と高価だ。しかしながら、記述してある内容を見ると、J2EEを使用するIT技術者ならば、知っているべき内容が多々ある。J2EEの神話(?)から説き起こし、アプリケーションサーバの選択方法から、コーディング手法、J2EEの各テクノロジを使用する際の注意事項などが詳しく説明してある。良書だ。毎日、会社の帰り際にコツコツ詠むことにしている。
「人はみずから悪をなせば、みずから汚れる。人はみずから悪をなさなければ、みずから浄らかになる。人はそれぞれ浄くなったり、汚れたりする。一方の者が他方の者を浄めるのではない。」(ダンマパダ165偈)
ホームページに仏教思想を書こうと思って、考えをまとめるために、過去に読んだ本をざっと読み返している。増谷文雄先生・梅原猛先生の「仏教の思想 知恵と慈悲」や、中村元先生・三枝先生の「バウッダ」など。
やはり、忘れていることが多い…悲しい。