EAの大切さ
物流システムの構築をしようとしていて、物流センター内のWMS(Warehouse Manager System)のデザインをしているのですが、やはり社内の基幹システムとのインタフェースが当然のようにからんできます。基幹システムのマスターテーブルからWMSにデータを持ってきたり、逆にデータを送信したり… これがまた、複雑怪奇なのです。基幹システムも、付け足し、付け足しで機能が随時追加されているので、仕様が膨大になってきています。
やっぱり、データは1ヶ所で集中管理がいいですね。そのとき大切なのが、情報システム部の力です。情報システム部が一貫したアーキテクチャを作成し、各部門がそのアーキテクチャの上にシステムを構築し、情報システム部がレビューする。
しかし、実際にはそうなっていない企業が多いみたいです。やはり、各部の情報システムは各部が予算を持っており、各部がばらばらにシステムを作成し、その結果ばらばらのシステムが…
あぁ、昔スパゲッティプログラムという言葉がありましたが、スパゲッティシステムですな、これは。末恐ろしい。
かんたん!エンタープライズ・アーキテクチャ―UMLによる「業務と情報システムの最適化計画」の立案 (ビジネス図解シリーズ)
posted with amazlet at 09.02.07
加藤 正和
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