シューベルト ピアノソナタ第16番 再び

先日、シューベルトの「ピアノ・ソナタ 第16番」を気に入っていると、日記に書きましたが、今でも時間があると、この音楽を聴いています。若き日のポリーニ盤を愛聴しているのですが、さて、他のアーティストはどんな演奏をしているのだろうと思い、地元の図書館でCDを借りてきました。

借りてきたのは、「リチャード・グード」盤と「ラドゥ・ルプー」盤。

グード盤の感想は、「ごつい…」。シューベルトというかベートーヴェンみたいに弾いている感じ。第1楽章のシンコペーション、走りすぎ…って印象です。骨太なシューベルトが好きな人にはいいのかもしれないけど、シューベルトはもっと優しく弾いて欲しいなぁ、と思いました。ただ、音質としては、グード盤が1番良い(録音が新しいので当然か)。

ルプー盤の方は、なかなか良い。繊細な感じで、この曲の叙情性をうまく表現している。シューベルトの旋律が歌うように流れています。ただ、ポリーニ盤に比べるとテンポを揺らしすぎの感じがして、ポリーニ盤に慣れている私としては、ちょっと違和感があります。ただ、グード盤よりかなり気に入りました。

今のところ、私の シューベルト ピアノソナタ16番の順位は以下です。

  1. ポリーニ盤 (1973年 録音)
  2. ルプー盤(1974年 録音)
  3. グード盤(1990年 録音)

デジタル録音された、ポリーニの「シューベルト 後期ピアノ・ソナタ集」が良かっただけに、ポリーニには16番の再録音を期待しています。

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