シフのベートーヴェン

アンドラーシュ・シフアンドラーシュ・シフ のベートーヴェン ピアノ・ソナタ集 Vol.6 を聴きました。

シフのベートーヴェンのピアノ・ソナタ集を聴いていて思うのは、音の綺麗さと沈着冷静な演奏。

しかしながら、それは決してつまらない演奏というのではなく、ベートーヴェンのピアノ・ソナタの新たな発見といったところでしょうか。

感情に走らない演奏が故に、それがかえって(綺麗な音と相まって)感情に訴えかけてくるといった、相矛盾する印象を受けます。

今日聴いた「熱情」を例にとっても、あくまで感情に流されず、それでいて力強く心を揺り動かす「何か」があります。第三楽章のテンポ設定から繰り広げられる世界は、シフの真骨頂の気がしました。
また、テレーゼの「出だし」なんか、音が綺麗すぎて、思わず目をつむって聞き入ってしまいます。

ベートーヴェンのピアノ・ソナタの中で、いま私が一番好きな曲は32番なんですが、シフの演奏は今だ未聴なのが残念。今度、聴いてみよう。

#シフ、ポリーニ、グルダが、今の私にとって、最高のベートーヴェン弾きかなぁ。

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第6巻
シフ(アンドラーシュ)
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